損じる事。時としてありますね、だって人間だもの。
そりゃそうです、いけない事なもんですか。書き損じ、打ち損じ、聞き損じ……僕たち意外と「損じ」がち。
皆さんは何損じしがちですか？どうも出し損じ岩井です。
いや、出し損じ？違うか、我慢し損じ岩井です。あ！しっくり来たね、こっちだね。
まあね、損じるっていい表現ですね。損汁は損じた時に出る汁です。
損汁はどこから出るんでしょうかね、今考えよ、汗が損汁っていう説もありますね。
例えば、ここを打たなきゃ負けるっていう時の冷や汗と打ち損じてしまって、出てきた涙。これらは損汁でしょうね。ファンはこの損汁飲みたいだろうなー。
高校球児とかの損汁はオークションで高そうですね、高タンパクっぽいよね。あの、コンビニに売ってるサラダチキンの汁みたいな味がしそう。じゃあ美味いじゃん。
皆さんは誰のどんな損汁が飲みたいですか？岩井です。
僕はやっぱり宇多田ヒカル風損じをしてしまった女性の損汁一択です。
「気になるのに聞けない 泳ぎつかれて君まで無口になる」みたいなね。こんな聞き損じの損汁がいいね。この損汁を僕に飲ませてくれるって事はそういう事ですよね。でもこの損汁を飲ませてくれない女性もきっといますよね。そういうの最高ですよね、高揚します。そういう女性は損汁の中で溺れずに自分の泳ぎ方を見つけて、損じた相手に飲ませるんですよね、この損汁を。良いよね、それって恋愛じゃん。ヒューヒューじゃん。損じたり、損じさせるのがアベックでしょ。満たされてるからこそ、互いに損じさせるんでしょ。いやどうなんやろね、満たされている部分だけでプラマイ繰り返しているのかな。損じ損じさせて生きるのさ。興奮してきた。やめよ。
あれもいいでしょ。自分はしっかりと振り切ろうと思っているのにも関わらず何者かによって損じさせられる状況。あれは最高でしょ、時と場合と相手によっては最悪でしょ。例えば、便意ね。出し切りたいのに出し損じてしまう時あるでしょ、時間に損じさせられたり、小学生の時だとクラスの悪ガキに上から覗かれて損じさせられたりするでしょ。あれさ本当に、世間が許すなら「だってあいつが損じさせたのが悪いんだぞ」っていう理由で公衆の面前で損汁をみんなと共有すればいいのにね。
力を出し切る事って確かに大切だと実感します。けれども力を出しきっても損汁が出てしまう場合はありますよね。その損汁の量が多ければ多いほど成長できる気がします。涙の数だけ強くなれるよ的なね。なんか小さな「損じ」が大きくなって何かに繋がる事もあるしね。
良質な損汁飲みたい。
まあ結局のところ。寒くなるし、冬くるし。ちょっと自分を疑おうね。
出し切ったと思っても、出ることあるじゃん。出し損じきついじゃん。
残尿の話ね。
