自然農法が良いって訳じゃないかもな!?
ちゃっす!KATOです。
尾道はこの2日間黄砂がすごい!!
全然海の向こう側が見えない。ほんまに中国さんはコロナも黄砂も、ええかげんにしてくれ!!!
今日ラジオで東京でも黄砂が10年ぶりに観測されたとかなんとか言ってました。
東京っていっつも春に黄砂飛んでこんの?
良いとこあんじゃん。TOKYO。
毎日外で作業しているアイドル農家にとって黄砂が目視で確認できるほど飛んでいるとなんだか気分がよろしくないですよ!!
帰って鼻かんだら黒から赤までカラフルでした。あれは黄砂ですか?
もう桜も満開を通り越してきた時期ですが、ちょっと遡って今日はボカシの話。
因島(いんのしま)と言う島に土地をたくさん借りることが出来たみなと組ですが、
新土地の土の状態があまりよろしくなく、
悩みに悩んだ結果、ボカシと言う一般的に言って仕舞えば堆肥を作って土地に入れることで土に有機物と細菌の補給をする。と言う対策を行いました。
実はここである大きな疑問が僕の中で生まれました。
自然農法ってボカシ使って良いんだっけ?
農業界に詳しい方なら答えを知っているかもしれませんが、真面目に悩みました。
自然農法の基本の考えの中に、持ち込まない。と言う思想があるので当然ボカシを作って入れると言うのは持ち込む行為になりはしないのでしょうか。
僕の直感で言えばボカシはNG。だったのですが、本や自然農法を実践している人の話などを聞くと、ボカシばんばん使ってました。
なんなら油粕とか魚粉とか買っている人も。。。
ここで改めて勉強不足を実感しました。
要は何が自然農法なのか、雰囲気でしかなかった!!(無肥料、無農薬は大前提でしたが)
というかみんな雰囲気なんじゃない!?
とにかくボカシは自然農法でも使ってよしという認識が生まれたので、
僕たちは植物性のものだけを使って作ろうと思い、米糠と籾殻だけを使いました。
それに畑付近のいる土着菌の塊を入れて発酵させて作りました。
発酵の不思議な魅力に取り憑かれそうでした!毎年作りたい。アレンジ加えてもっと美味しそうなやつ。
自然農法。と言うことを大前提にしてしまうと意外とこういう落とし穴があるんだなと実感した出来事でした。
美味しい作物を作るための探究心を失わない。
使いたくないもの(糞系の肥料、農薬)は使わない。
と言う点だけ守れば、自然農法じゃなくてみなと組農法でやっていけば良いのかも!?とも思いました。
そうなった時はくくりとしては有機農業と言った方が正しいのかも!?
自然農やってますって言っちゃうのも考えもんだな。
眠い眠い。
春になって作業量、作業の質がハードになってきました。
そんな時ほど夜更かししたくなるよね。
写真2枚とも茶色いなあ。