それゆけ!アイドル農家みなと組

アイドル農家みなと組。広島県尾道市に浮かぶ向島で農業、アーモンドを育てています。そんな尾道出身三人組が国民的アイドル農家になるまでの記録。

苗を作りたい。割と真面目に作りたい。ほんとだよ。

こんちわす!カトウです!

今日はマニアック農業記事を描こうと思います!

 

育苗について!!いくびょうと読みます。あんまり馴染みのない言葉だと思いますが、字の通り苗を育てることです。

 

昨年みなと組の農園は今までの3倍ほどになり、アーモンド以外の野菜を育てられる面積もすごく広くなりました!全体で5反(約1500坪)!当初と比べると随分広くなりましたが、まだまだ広げたいところです!!

実は今日も面積が広くなりました!それはまた報告します!

 

面積が広くなると当然たくさんの作物が育てられるようになります。

ひとつずつ苗を買って育てるとお金がかかります。逆に種を買って苗から育てるとその分手間と時間がかかりますが安く済みます。

 

我々は少しでもお金がかからない方向で物を考えていたので種から作物を育てるという考えに至りました。

 

そしてもうひとつの要素ですが、これは種の話です。

僕は種苗方とか種子法とかに文句をいうつもりはありません。ただ単純に種から育てることがめちゃくちゃかっこいいと思っています!!!

 

毎年自分の畑で種を取って、また植える。

これが単純に最高にかっこいいと思うんですよね〜

(この話はみなと組のブログ内で別シリーズにまとめようと思います!)

 

だ!か!ら!

とにかく種から今年はやってみようと思い立った訳です。

 

なぜかわかりませんが「種から育てる」の代名詞は、トマト、ナス、ピーマンだと直感で確信しました。

全部ナス科。

 

去年種から育てた大玉トマト。5月に露地に直播しました。結果秋が終わり、木が枯れるまで1つも実をつけずに逝ってしまいました。

そんな苦い経験を思い出し、原因を探りました。

 

結果敗因は温度!!!!!!!と時間?

 

ナス科の植物は生育に時間がかかり、実を結ぶまでに適切な温度管理が必要とのこと。

要は今時期から暖かい温室の中で育苗をし、早い段階で植え付け、夏になったらすぐ実を結ぶような体をつくってあげていなくてはならないということらしいのです。

(そのほうが安心して見守っていられる。という解釈です!)

 

では温室で苗を育てなければ!!

しかし僕達はハウスを持っていません!!

 

ではどうしたか!!

作りました。

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ジャーン… 汚い!!!!

汚い!!!クオリティが低い!!ひどい!!!

お褒めの言葉ありがとうございます。

図画工作は昔から得意ではありません。だんだんイライラしてくるし、大体想像を下回る結果しか出ないからです。

簡易温室とも言い難い空間がお庭にできました。

 

下にレンガをひいて、その上に古い畳。木枠をつくって古いビニールで囲い、上の蓋は古いフスマにビニールを張りました!

単純で簡単なんだろうけど素人には難しかった!!

ハンターハンターのオープニングを聴きながら精神高めてやっとでした。

 

昼間の温度は外気温10度で、中身は29度まで上がっていたので問題ないかと思います!

夜中は段ボールと毛布で周りを囲って保温しようかと思います。

湯たんぽとか入れたら少しは保温できるかな?

 

今年はこれで苗を育ててみようと思います!!

サーーーーーーーて。うまくいくのか。今からワクワクです。

 

失敗したらしっかり笑ってもらって、誰かに焼肉奢ってもらいます。