みなと組農業委員会 Vol. 1 「奇襲」
こんばんは。
お真面目委員会の代表格 みなと組農業委員会 会長カトウです。
ご要望にお応えして返り咲きました。
昨年末のクラウドファンディングに支援をしてくださった方はご存知と思いますが、我々今年の2月から因島と言うお隣の島に農地拡大で進出することが決まっています。
今我々がアーモンドを植えている農園は向島と言う島にあります。海が目の前に広がっており、民家からも距離があるのでいくら大声で歌ってもなーんにも文句を言われることがありません。良い所です。
しかし一つ大きな問題があります。
それは作業性の悪さ。つまり畑は平坦ではなく段々畑の様な格好になっています。
これはアーモンドを植えた後に実感として気付いたのですが、大変にしんどいのです。
その上アーモンドの生育にも差が出てしまいました。ショック!!
今度借りる因島の土地は向島の土地と違い、平坦でダムから水を引っ張ってきている素敵な土地なんだ!!!
クラウドファンディング ではそこに苗木を植えると書いていました。
しかし我々を予想外の問題が襲ったのです。
私カトウは昨年苗を買った苗屋さんに注文をするために電話をしました。
「あ、もしもし。昨年アーモンドの苗を買ったものですが、今年も苗を60本お願いしたいのですが」
「あぁ〜アーモンド今年は作ってないんですよ〜。」
「ん?」
「はい〜作ってないんですよ〜。」
「あ んは〜。え?あ そうなんですね〜。」
カトウ衝撃走る。
どんなに衝撃的な問題にぶち当たってもドカンと当たった瞬間になんとなく頭の片隅に解決への道筋がぼんやりと見えるものだと思って生きてきたのですが、見事にその仮説を壊されたカトウはそれはそれは情けない顔をしていたと思います。
それからあーでもないこーでもないと考えた末、我々の出した答えは
自分で接木をして苗から育てると言う解決策でした。
恐らく多くの農家さんはそんなことやってられっかよと感じると思いますが
アーモンドでも特定の品種しか植えたくなかった我々に残された道はこれしかなかったのです!!
それに接木が自分たちで出来たらかっこいいじゃん、、、??
2月に台木を植えて4月に接木をします。
皆様成功を祈っていてくださいね。まじで。
皆様のお祈りパウワーがアーモンドちゃんに伝わって上手に成長します。まじで。
接木を頑張るみなと組の姿を冷やかしにきて良いよ!!