それゆけ!アイドル農家みなと組

アイドル農家みなと組。広島県尾道市に浮かぶ向島で農業、アーモンドを育てています。そんな尾道出身三人組が国民的アイドル農家になるまでの記録。

もういいよー、もういいよー、もういいよ!って言ってんじゃん!織姫どこいっちゃったの!?:岩井雑記

あーあ、今日も月曜かよ。

 

みんなの気持ちを大便しました。あ、代弁しました。

岩井のブログです。

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クソを漏らさない皆さんこんばんは。脱糞王岩井です!

小便器と大便器の区別は必要ですか?岩井です!

拝啓 大便をする時にまで足を組む女へ、ぶっ飛ばすぞ!!

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キワキワを責めるのが好きだよ。

 

 

昨日7月7日は七夕でしたね。

夏は織姫と彦星が先頭切ってイチャイチャしていて、もぅぅうぅ羨ましいんだから!!

何だかイチャイチャしている男女を見ると言葉以外の何か共通言語がある気がしてなりません。

 

「言葉を交わさずとも」

という表現が男女間の関係を表す時に使われているのを見るとゲボが出そうになります。

僕の織姫へ、止めてください。

 

そんな「言葉を交わさずとも」体験を今日はお話ししようと思います。

 

小学生時分、僕は少しモテていた。

何故か熱狂的に好いてくれている人が何人かいた。

 

その中の一人の女の子との思い出、その子はすごく「おませさん」でした。

小学生の頃グラビアアイドルの名前を聞いただけで興奮するクセがあった僕ですが、そのクセ作りをしたのもその女の子といっても過言ではありません。

 

隣の席になった時、授業中なにも言わずに足を絡めてきた事を僕は覚えている。

ある日の授業中、今から凄い事を言うぞ!みたいな顔でこっちを見つめてきて耳元で彼女は囁いたのです。

 

「ほ・し・の・あ・き」

 

何故かは全くわかりませんがフル反応した、僕は忘れない。

 

続けて

 

インリンオブジョイトイ

 

と彼女は確かに耳元で囁いたのです。

それは吐息に声が絡まり合っているような、声というにはあまりにも繊細で吐息というにはあまりにも情報量が多かった。

 

そう、あの瞬間からグラビアアイドルの名前を聞くとへんな感じがし始めたんだ。

そんな「感覚」が芽生えてきたのも、彼女きっかけが多い。

 

そして「言葉を交わさずとも」事件は、小学五年生の時。

その日、僕は給食委員だった。食後、台車に食器を載せて教室から配膳室に向かっていた。

 

廊下を歩くキュッキュッというシューズの音が響き渡る、すると何か背後に違和感を感じた。

キュッキュッの音がクリアではなくて、どこか僕の足音と被るキュッキュッ音。キュキュッキュキュッ

 

後ろを振り返るとその「おませさん」なんだなんだこいつなんか変だぞと思いつつも、配膳室に到着。

入り口のドアノブに手をかけ、扉を押してバタンと閉まらないように固定する、自分が入るより先に台車を入れる。もう台車がたくさんあったということは他のクラスはもう食べ終わっているということだろう。

 

最後の1ピースをはめるように台車を停車させると後方からバタンという扉の閉まる音。いや、扉が何者かによって閉められる音が聞こえた。

 

台車を片付ける、次の行動は配膳室から出る。だったのでごく自然の流れで振り向くはずだったものが、何者かによって振り向かされる形となって僕は振り向く。

 

そこにいたのは「おませさん」だった。

 

まるで後ろ手にチョコレートか花束でも持っているかのように、後ろ手でがっつりドアノブを握る彼女の姿は美しかった。

 

配膳室、冷たい無機質な空間に彼女と僕二人きり。

そして彼女は呆然と立ち尽くす僕の方へ歩いてくる、声も出ずに壁際まで追い詰められる。俗に言う「壁ドン」をされ、何秒間かジロジロと見つめられた。

 

思考停止状態だった、なんとなく死ぬのかな?オレ?と本能的に感じた。

凝視の次の行動が全く読めない中、彼女の手札から召喚されたのは。

 

「耳たぶを触る」

 

 

 

その時二人の間に、言葉はなかった。ただ僕と彼女がそこにいた事実、それだけだった。

無言のまま、彼女は右手の人差し指と親指で僕の左耳たぶを何秒間か触り、こう言いました。

 

「やっぱ気持ちいい」

 

そして彼女は僕に背を向け配膳室を出て行ったのです。

背を向けて立ち去る彼女の姿に見惚れた。

言葉を交わさずとも、彼女も僕も何かが分かった気がした。

言葉がなくても僕たちは何かを得られる。そんな体験だった。

 

本気になっている人間の前に言葉はいらないですね。

 

口数の多い僕と言葉足らずの関係を乗り越えて、言葉を交わさずとも の関係になってくれる織姫は何をしていますか?

 

織姫へ、いつか黙って耳たぶを触ってくれないかい