それゆけ!アイドル農家みなと組

アイドル農家みなと組。広島県尾道市に浮かぶ向島で農業、アーモンドを育てています。そんな尾道出身三人組が国民的アイドル農家になるまでの記録。

俺は絶対許さない。

とり。

今日はもうこいつの悪口しか書かない!!!

 

今日は夕方から雨の予報だったので、それまでにこの夏に栽培するもののタネを蒔き終わることが最重要課題として物事を進めていました。

 

日中の最高気温が20度を超えてくる季節になると、朝夕と水やりしても畑の場所によってはすぐに乾いてしまってうまいこと行かないもんですから

 

今日からの雨と曇りを大いに活用しようやと言うわけなんですね。

 

そんな焦りの中

 

それは起こったのです。

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ペカペカのハウス

このペカペカのハウスの熱気を逃すために横を開けておいたのですが、

そこから鳥が入り込んでしまったのです。

 

最近やっとお金をかけて綺麗にしたこのハウス。

鳥が中で暴れてビニールでも破られたらショック。

 

しかし僕が行って下手に刺激してはいけないと思い、無視して作業していたのですが、、、

 

ボスっ。ボスっ

 

なんとおバカな鳥さんがハウスの中を行ったり来たりしながらビニールに体当たりしているではありませんか。

 

おいおい!よしてよして〜!!

僕は優しさで鳥さんを誘導しようとハウス内に入りました。

 

パニクる鳥さん。なんとも言えない鳴き声で恐怖を訴えています。

人間もそうですがパニックになると良いことありません。

 

ボスっボスっ。とビニール突撃を続ける鳥さん。

 

ハウスの横のビニールを持ち上げてあげて、『ここ。ここだって。』

と教えてあげても一つも意見を聞いてくれない鳥さん。

 

なんとか出て行ってもらった後、安心したのも束の間。

 

30分くらいしてまたすぐ同じ鳥さんがまた入っていたのです。

いつもは心優しいで定評のある僕も流石にイライラしてしまっていたのも事実です。

 

そんな気持ちが伝わったのか鳥さんの抵抗がさっきより激しめ。

メラメラと浮かび上がってくる殺意。

 

バスっ。

 

良い音がしたので見上げると、

やってるわ。こいつやったわ。

 

僕らが必死こいて分からんなりに張ったビニール!!!!!!

穴あいとるやんけええええええええ

ふざけんなよおおおおおおお

 

『もおおおおお!!!』

 

もーって心の底から言ったの本当に小学生ぶりじゃない?

と言う気づきが一瞬僕の心に輝きを与えたのを自覚することは出来なかった。

 

爆発する殺意。しかしそれが鳥さんに伝わることはない。

あいつらは鳥類だから。卵で生まれる奴だから。

 

極め付けは暴れる鳥さんがパニックのあまり

トマトの苗の上にバサッと落ちて暴れまくったこと。

 

これほどやり場のない殺意を感じたことはなかった。

ゴン。よくピトーの前で待てたね。

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なんとか元気でした。

苗の方は折れたりしてるものもなく安心しました。

ビニールも修正用のテープでばっちり直しました。

ほんま勘弁してください。

 

今年はこれから鶏肉をたくさん食べることにします。

自分らしくあるために。

たいそうな題名で始まりました。

こんばんは。昼と夜の寒暖差が体に響いてませんか?皆様ご自愛くださいませ。

 

今日は先日届いたハーブ苗を植えた畑に他のハーブのタネをまいてきました!

苗で準備したものは成長が遅かったり、タネから育てる自信がなかったり、株分けできちゃうものだったりする。と言う理由から苗で購入しました。

 

一方、タネで揃えたものはタネからやってみたかったり、苗で揃えるのは値段が張ったりするものたちです。

 

タネを撒くタイミングやその後の管理などを調べていると、

実生(みしょう):種子から発芽したばかりの植物のこと。転じて種子から発芽させて                    新しい植物体を得ること。また広義にはそうして得られる成長した植物体を指す。

が好きな人がタネからハーブを育てて個体差を観察するブログを見つけました。

 

マニアックすぎて引きました。

世の中にはいろんな人がいる、、、

 

実生と言う言葉は知らなかったのですが、タネから育てたものには個体差が生まれると言うのは事実として認識しており、

今回ハーブの中でタネから育てるものが複数あるので個々の差をこの目で確かめられるのも楽しさに一つと思っています。

なかなかそこまで皆さんとしっしょに楽しむことは出来ないと思いますが、

育っていくハーブがハーブティーや他の製品になて皆さんの手にわたるはずです!

わくわくお待ちくださいませ!!!

フォー

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ハーブ畑 因島

昼間に太陽が出るともう日差しがサマー。

動くと汗がしっとりヤダー。

気候が良くなりー

苗植え種蒔き忙しくなりー

増える気苦労 労う人なしー

飛んでる花粉に黄砂 鼻を直撃ー

日暮れに火照る体 それは君のせいだ。

mざふぁっかー。

 

はい。

 

そうなんですよ

アチいんですわよ!!

帰る頃にはなんか体が火照っているのを感じます。

家に帰ったらお風呂入るまでなんだか自分が自分じゃないみたいにだるんとしちゃうんですよね。

思いっきりだらだらすれば良いものの、でも汗でぺたぺたしてるし靴下はジャリジャリやしなんだか嫌でしょう?

こら農業を職に選ばんわって感じよね。しっかり楽しいよ?

 

でもほんと。

自分らしくあるために、さっさとお風呂に入れよ。

自然農法が良いって訳じゃないかもな!?

ちゃっす!KATOです。

尾道はこの2日間黄砂がすごい!!

全然海の向こう側が見えない。ほんまに中国さんはコロナも黄砂も、ええかげんにしてくれ!!!

 

今日ラジオで東京でも黄砂が10年ぶりに観測されたとかなんとか言ってました。

東京っていっつも春に黄砂飛んでこんの?

良いとこあんじゃん。TOKYO。

 

毎日外で作業しているアイドル農家にとって黄砂が目視で確認できるほど飛んでいるとなんだか気分がよろしくないですよ!!

帰って鼻かんだら黒から赤までカラフルでした。あれは黄砂ですか?

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ボカシな話

もう桜も満開を通り越してきた時期ですが、ちょっと遡って今日はボカシの話。

因島(いんのしま)と言う島に土地をたくさん借りることが出来たみなと組ですが、

新土地の土の状態があまりよろしくなく、

悩みに悩んだ結果、ボカシと言う一般的に言って仕舞えば堆肥を作って土地に入れることで土に有機物と細菌の補給をする。と言う対策を行いました。

 

実はここである大きな疑問が僕の中で生まれました。

 

自然農法ってボカシ使って良いんだっけ?

 

農業界に詳しい方なら答えを知っているかもしれませんが、真面目に悩みました。

自然農法の基本の考えの中に、持ち込まない。と言う思想があるので当然ボカシを作って入れると言うのは持ち込む行為になりはしないのでしょうか。

 

僕の直感で言えばボカシはNG。だったのですが、本や自然農法を実践している人の話などを聞くと、ボカシばんばん使ってました。

なんなら油粕とか魚粉とか買っている人も。。。

 

ここで改めて勉強不足を実感しました。

要は何が自然農法なのか、雰囲気でしかなかった!!(無肥料、無農薬は大前提でしたが)

というかみんな雰囲気なんじゃない!?

 

とにかくボカシは自然農法でも使ってよしという認識が生まれたので、

僕たちは植物性のものだけを使って作ろうと思い、米糠と籾殻だけを使いました。

それに畑付近のいる土着菌の塊を入れて発酵させて作りました。

発酵の不思議な魅力に取り憑かれそうでした!毎年作りたい。アレンジ加えてもっと美味しそうなやつ。

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フルーティーな匂いがしたり、納豆みたいだったり、、、

自然農法。と言うことを大前提にしてしまうと意外とこういう落とし穴があるんだなと実感した出来事でした。

 

美味しい作物を作るための探究心を失わない。

使いたくないもの(糞系の肥料、農薬)は使わない。

と言う点だけ守れば、自然農法じゃなくてみなと組農法でやっていけば良いのかも!?とも思いました。

そうなった時はくくりとしては有機農業と言った方が正しいのかも!?

 

自然農やってますって言っちゃうのも考えもんだな。

 

眠い眠い。

春になって作業量、作業の質がハードになってきました。

そんな時ほど夜更かししたくなるよね。

写真2枚とも茶色いなあ。

ナスととんがらしも続々と。

どうもお疲れ様です!

みなさまお元気?

今日は尾道瀬戸田でレモン祭りというイベントがあり、僕らも参加させてもらっていました。

生憎の天気でしたが、足を運んで下さった皆様ありがとうございましたー!!!

 

家の庭で育てている夏野菜の苗等。

夜の温度も20度以上が望ましいとされているナスのことをすごく心配していたのですが、バッチリみんな揃って発芽!!とはいかないまでも、

そこそこ揃って発芽してきました!!

 

とんがらしも動きが遅く心配していたのですが、今日種からムクッと白い根が出ているのを確認できました!!よかった!!!

 

いつも行く種苗屋さんのおじさんに家で簡易ハウスを作って苗を作っていると話したら、なんとも言い難い様子で笑ってくれました。

なんか、新鮮な話題を提供出来たっぽくて僕は嬉しかったです。笑

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ズッキーニの芽

今回植えた種はトマト、ナス、とんがらし、ニラ、ねぎ、ズッキーニです。

ナス科が難しいと言われていたので、芽が出たときの安堵感は一層強いのですが、

芽の可愛さだけでいうと瓜科のズッキーニさんがダントツです。

 

このなんとも言えない肉厚でフワッと身軽そうなボディに痺れます。

この写真では子葉の間から本葉が顔を覗かせています。

毎日みていると成長のスピード感というものが案外掴めません。

写真を撮って客観的に見返すことでふと気付く発芽からのスピード感。

 

いつかこの簡易ハウスを見返して馬鹿なことやってるよと笑える日も来るということですかね!!!!期待!!!!

 

今のところの気づきですが、

今回の簡易ハウスは夜中ハウス全体に毛布をかける&電気カーペットで加温しています。そのため夜中のハウスは20度前後で保たれます。

おそらく夜中の温度が適温で成長が促される&朝の光が何時間か毛布で遮断される影響で、少しひょろっとした芽になっている気がします。

それに気付いてから、毛布で完全に暗闇にするのではなく、天井の一部分を覆わずに光が入るようにしているのですがとき既に遅し??

 

第二弾の種まきは最初から完全に覆わずに早朝から光が入るようにしてみようと思います。どうなるかな〜

 

なんにせよ自分で考えてやって良い結果が少しでもついてくると感動ものですね。

 

すぐ感動しました。とか言う奴は基本信用してないですけども。

V6解散。切り開かれて行くアイドル街道。アーモンド街道。

参った!!!!

もう参ったと言いたい。

もうこれ以上みなと組に忖度しないで頂きたい。

 

この調子でいくと僕達突っ立ってるだけでアイドル天下取れるんじゃないですか!?

ジャニーズ!!!がんばれよ!!!!!

 

はい。という訳でここんとこお野菜の種苗ネタばっかりでしたね!

脳トレお疲れ様でした。

 

今日は皆さんの知らない間にスクスクと育ったアーモンド ちゃんの様子をお届け!!

去年で僕達の身長を超える成長を見せてくれて今後の期待が高まっていたのですが、この春しっっっっっっかりと答えてくれました。

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ジャジャン

見てください!!

ぷくぷくと大きく太った蕾!!!

去年のものと比べて大きいんですよ!!!

数は少ないけどいい感じなんですよ!!

 

隣にある芽も立派でしょう?一回り以上大きくなっている気がします!!

 

今年はお花見できるかなとか思ってたんですけど、数が少なくてかないませんでした、、、

まあまだ体を作っている期間なので仕方ないですね!!!

来年に期待しましょう!!!!

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パッキャーん

今年から実を付けてみて、中身のアーモンドの部分が太っているか否かを見てみようと思います!!!!

花が咲いてから数日まさかの雨が降ったりして実の着き具合にどれほど影響するんでしょうかね。。。

少しその辺が不安ですが、できることは経過を見守るのみ!!!

徹します!!全力さポーーーーーと!!!

種の話!広島は尾道いや向島。

最近皆さん大好き。種の話!!

2018年に種子法が廃止されるよってことが世に知れ渡ってから急に大問題になって皆さんの耳にも届いたのかなと思います。

 

中には間違った認識もあり、農家が自家採種をまったく出来なくなる。だとか一部の種会社に種子を独占される。とかなんとか

確かにもっともらしいけど大丈夫!!!!!!!

 

種子法廃止後、意識の高い県には種子法に準ずる条例を設定しています。

気になる方はぜひ調べてみてください。

 

偶然広島県も「広島県主要農作物等種子条例」という名前で条例を作っていました!

やるぅ〜よかったね皆さん!!

 

八本松にあるジーンバンクという公の施設で今でも固定種が大切に保存されています!!

 

先日とある人のお誘いでジーンバンクにお邪魔する機会があり、いろいろ話を聞いてきました。

 

今広島のジーンバンクには種取りの世界では有名な人が勤めておられて、なかなかに貴重なお話を伺えます。

その方は30年前ほど前に広島県内をローラー作戦で歩き回り、その当時各地の農家さんが保有する広島県の在来種の種を集めて回ったそうです。

 

その話しを聞いた時に広島の在来種というのが全然ぴんと来なくてふんふん聞いていたのですが、広島菜、太田かぶ などは皆さん聞いたことありますか!?

この辺も広島の在来種です。

 

広島県には在来種と呼ばれる作物は少ないらしいのですが、

そんな中でも広島の在来種が多い地域はなんと広島市尾道市向島なんだそうです。

 

なぜ向島!?

 

なんと江戸時代から明治にかけて日本海海運で活躍した北前船が理由ではないかと考えられるそうで、お金と物が動き、それと一緒に種も動いたのではないかとのことでした。

 

なんて素敵なお話!!!!!!!

 

僕らが学生から過ごしているこの島にそんな歴史があるなんて良き!!

向島にどんな物があるかと言えば、立花エンドウ、空豆、だんご麦、、、

 

いや!!聞いたことねえわ!!!

と疑問に思った私加藤は知り合いのおじいちゃんおばあちゃんに聞いて回ったところ、僕が聞いた人全員だんご麦だけは食べていた。とのこと。

 

という訳で今年からみなと組はだんご麦復活プロジェクトを始めます!!!

 

種取り界で有名なその方が教えてくれたのですが、

当時向島の立花エンドウは200ほどの系統に分かれていた。農家個人個人で作物に対しての好みが違うから長年種取りを続けるとその人個人の好みが反映された系統になってゆく。

 

例えば僕は小さい実でも良いから植えてから早く育ってが好き。

別の人は大きい実がいいので育つのはゆっくりでもいい。と思っていたら

何年も年月を経ると当然2人の子孫は違う特徴を受け継いでゆく訳です。

 

苗を買って全員がおんなじ作物を作っているこの時代に、自分の作物なんです。と言える種を取って続けていく農業はかっこいい!!!!

 

僕は種子法云々ではなく結局種取りが1番かっこいいんじゃないか。

確かめるためにやってやるう!!!

って話しなんですよ。

 

種子法とか種苗法とか気にするなら当事者になって種とればいいんだ!!!

やった〜!!!

 

いや。ほんとかっこいいですよね。美味かったら。

簡易ハウス改良!

今日は雨!!

 

僕も農家の端くれなもんですから、天気はチョコチョコ気にする訳でございます。

今日の雨予報を知ってから、どうやって簡易ハウスを雨から守ろうかと思ったのですが、幸い実家にバーベキューするときに使う大きなパラソルがあったのでそれをさして雨を防ぐことにしました!

 

さて、これで一安心!と思っていたのですが、、、

よく考えたら雨の日は太陽の光が地表には届きません。

ということは僕の簡易ハウスの熱源が無くなったということになりますよね!?

やべえ。それはただの箱だ、、、

 

作る時には、「お金かけて熱源入れるのは良いや!」と考えていたのです。

よくよく考えたら最初っから予測できそうな問題ですが、完璧人間ではないのでやりながら改善していくスタイルです!!

 

という訳で、いろいろ調べました。

 

教科書通りにやると、農業用サーモ(温度センサーで一定の温度になったら電源オンオフしてくれるやつ)とそれに電熱線か電熱マットを買って設置する。ということになるようです。

 

いやめちゃくちゃ良いじゃん。楽そう^^

出来れば来年からはこれを買い揃えてやりたいもんですね。

 

しかし精度を半ば諦めればどうにでもなるだろ!!ってことで

ホットカーペットを下に敷く案」と「コタツの暖かい四角いやつをぶら下げちゃう案」を考えました。

 

個人的にはコタツの暖かい四角いやつをぶら下げたかったのですが、

肝心の暖かい四角い部分が見当たらず断念、、、

ホットカーペットは偶然和人さんが使っていたものをゲットできたのでそれにすることにしました!!

 

サーモのように温度センサーも当然ついてないですし、カーペットには明確な温度設定というものもないので

 

本当なんとなく

 

で設置して可動させました。

そしたらヤッピー!!!!

朝起きたらドンピシャ20度(ちょっと上)!!!

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朝1の温度が20度!

な、、、なんとかなるもんだあ、、、